山陰TRPGサークル・卓上劇団エリュシオン予備室

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此処は、山陰TRPGサークル・『卓上劇団エリュシオン』の掲示板です。 当会は、鳥取県及び島根県(主に米子市)で活動する TRPGサークルです。  第二週と第四週の日曜日に、 米子市役所旧庁舎1階(米子市中町20番地 山陰歴史館裏このページの上部参照) 『男女共同参画センター(かぷりあ)』で、 朝10時から自由参加のオープン定期例会を行っています。 なお、当会は、男女共同参画センター「かぷりあ」の登録団体「米子頭脳スポーツ推進協議会」の加盟団体の1つです。

3/5ジークフリート例会報告(TRPG) - 太田

2017/03/09 (Thu) 00:57:19

参加者6名。


GM:太田
『ソードワールド2.0』
バトルチャレンジシナリオ「エイギアの解放者!」
”第3回(5話)”
をプレイしました。

PL:Fさん.矢野さん.TTさん.十文字さん.Sさん

今回は、「戦闘難易度が高めである」「パーティバランスのアドバイス」をとことんアピールして、PC作成をしてもらった。
元々、強敵ぞろいの”名のある魔物”を討伐するキャンペーンであるが、流石に5話になると本格的に強敵だ。
今までもそれなりに強いが、あくまで特殊な能力をもって至り、戦力が少々多い程度だった。
また、PC人数が何名でも(3名でも5名でも)、非戦闘時の判定(探索や見識判定など)の目標値はPL3名用の目標値にしてきた。
つまり戦闘以外はかなり”ヌルイ”シナリオだった。

読者の皆さんに誤解が無いように、一応断っておくます。
これは手加減とかではなく、ちゃんとした有意義な理由があるのです。

【理由1】戦闘に重点を置いた、ショートシナリオであるため、セッションの円滑な進行と、戦闘時にPLの精神的疲労が少ないように配慮している。
これにより痛快な戦闘シナリオを目指している。

【理由2】キャンペーン序盤であり、経験や知識の少ないPLにも対応するため、またベテランのPLが戦闘力や効率を重視したPCで、後進のPLのサポートを容易に行えるように配慮するためだ。
これにより、少々・・・いやかなり便利系技能が不足していても、パーティバランスが悪くても、何とかなってきました。

【理由3】キャラクターにデータ的有効性よりも、趣味的要素を過分に入れたいPLにも対応してあげたいため。
太田の考えとしては、他のPCの迷惑にならない限り、PLのPC作成(及びロールプレイ)自由度は高くしてあげたい。

とかちゃんとした理由があるのですよー。


しかし!ところがどっこい!!?
そろそろ5話(3回目)ともなると同キャンペーン参加者が過半数を超え、2キャラもちPLもいます。
”名のある魔物”を討伐する高難易度戦闘キャンペーンと言うシナリオ特性からして、スリルがないシナリオでは達成感が薄れますし、
PLの皆さんも、十分に慣れてきた事でしょうから、
非戦闘時の難易度をPC達のレギュレーションにあわせ、かつPC人数補正も有効にしました。
それでも、明らかに足手纏いがいたり、よほど脳筋無策特攻で出ない限りは十分対応できる程度の難易度です。

今回はランダムエンカウントのオリジナルルールを導入したシナリオを作成しましたよー。
これは移動中の単純処理化とPLの工夫次第で臨機応変に対応できる様にしたものです。
また、戦闘後に、確実に安全に移動しながら休息が出来るように設計してあるので、
消耗品や1日1回系以外は、毎回全力で戦えるようになってます。
これは『ログホライズンTRPG』や『神我狩』の痛快な戦闘ルールを参考にしました。

しかし、PL5名用の難易度にはPLが対応しきれず、またサブ技能もちPCも出目が悪いこともありますので、えらい苦戦。
PL5名で、お金も潤沢になったので、ランダムエンカウント魔物もそのレベル帯の中では強めな魔物(俗に言うレベル詐欺系)も遠慮なく登場します。

苦戦したり、気絶PCが出たりするものの、負けることなく撤退繰り返すPC達。
馬車で1日半の距離を5日かけてもたどり着けないPC達。
どんだけ強敵と戦っても、どんだけ不意打ちされても、まったく無策で、しかし安全のため休息と撤退を繰り返す。
リアル時間とゲーム内時間が両方とも時間切れとなったため、冒険者達は宿に帰還して、依頼未達成で終了となりました。
FさんPCの穢れが1点たまりましたが、それ以外はほぼ実害なく、収支は前金ととんとんくらいでした。

GMの感想としては
「いけマギテックエンジェル!ポケ〇ンボールが便利すぎる」
「どれだけ危険アピールしても、PLが脳筋特攻しかしない、まるで”進撃する巨人”に軍馬と立体機動装置なしで特攻して”何の果もあげられませんでした!!”と叫んでるみたいだ。ほら本当に馬を放置してるライダーPCいるし。」
でした。

アドバイスとしては、
道の危険地帯の移動(強敵の不意打ちがあると確定)なら、
その対策を講じましょう。
①斥候や偵察を送る。
②隊列を考える。少なくても前衛と後衛の距離を10mあけましょう。範囲魔法で全員一掃されにくくなります。
③ペナルティーの軽減策を考えましょう。※徒歩追従のウォーフォースなど
④キャラクターを生かそう(飛行能力・暗視・習得魔法・アイテム)など。
飛行と暗視を持ったスカウトや、1レベル魔法のマナサーチをアピールしたり使用するだけで、
データ的な説得力を持った、ボーナスを得られます。
⑤技能無しでも手伝えることを考えよう。
馬車の中からでも、窓や隙間から警戒しておくとか、マッピングしておくとか、荷物を預かるとか、精霊や知能のある魔物に話しかけるとか提案すれば、
手助けやボーナスを得る事も、可能かもしれません(GM判断)。

また近日立卓予定です。
依頼失敗で経験値や報酬は少なかったものの、キャラロストは無かったので、そのまま6話をプレイ予定でしたが、
矢野さんが5話のリベンジを希望されたので、次も5話からプレイします。


参加者の皆さん、ありがとうございました。



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