山陰TRPGサークル・卓上劇団エリュシオン予備室

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此処は、山陰TRPGサークル・『卓上劇団エリュシオン』の掲示板です。 当会は、鳥取県及び島根県(主に米子市)で活動する TRPGサークルです。  第二週と第四週の日曜日に、 米子市役所旧庁舎1階(米子市中町20番地 山陰歴史館裏このページの上部参照) 『男女共同参画センター(かぷりあ)』で、 朝10時から自由参加のオープン定期例会を行っています。 なお、当会は、男女共同参画センター「かぷりあ」の登録団体「米子頭脳スポーツ推進協議会」の加盟団体の1つです。

8/12(日)+13(月)エリュシオン連日例会報告 - 太田

2018/08/15 (Wed) 23:00:18

両日参加者3名。

今年のお盆は、忙しい人と暇な人が凄い分かれた。
お仕事や帰省の方お疲れ様です。
全日参加してくれた参加者さんありがとう。

太田、Fさん、MAXさんの3名は、14日のカタン大会も含めて、全日参加だの皆勤賞でした。


〖12日報告〗
GM:太田
『魔導書大戦RPGマギカロギア』
「チャイナタウン」
をプレイしました。

PL:Fさん.MAXさん

このシナリオは3回目になります。
例会で2回。【SkypeTRPG】(オンセ)で1回。

ちょっと社会諷刺や国際問題の要素が入った、ブラックジョークのあるギャグシナリオなのであまり詳細には報告していなかったのです。
前に作った「三大悪法」も、政治や法律ネタのブラックジョークギャグシナリオでした。

確かに盛り上がるテーマなんですが、なんでそんな際どいネタが多いのか?

『魔法書大戦マギカロギア』の”魔法書大戦”とは、PCたち魔法使いたちが、
世界中にばら撒かれた危険な魔法書(禁書)や学派の違う(主に悪いの多い)魔法使いである書籍卿と戦い、
禁書を封印して、”魔法災厄”から一般人や世界を守る、戦いを描くのがメインストーリーとなっています。

この”魔法災厄”なんですが、
基本的に何らかの魔法災厄が発生して被害が出た事で、捜査を開始した魔法使いたちが、その拡大を防ぐために、
禁書を捜査して封印するのが、基本的なパターンです。
禁書は魔法使いたちや他の禁書から隠れるために、自らを分割して断書になる事で魔法的な探知魔法などで見つからない様にしているのです。

つまり”事件が起きてから””被害が出てから”じゃないとセッションが始まらないんですよね。

太田は、基本的に被害が出る前にPC達がNPCを救うために行動するシナリオ構成にする事が多いです。
だって折角休日に仲間と集まって、丸一日と言う長時間遊ぶのに、
GM「どう頑張ってもシナリオの都合で助けられない犠牲者がでます」
とは言いたくないし、
「PCが活躍して貰いたい」「ハッピーエンドのために頑張る」と思っている太田としては、

この”魔法災厄”をどうするか?
がシナリオ作成の最大の悩みなんです。

システムも世界観も最高にお勧めなんですよ。

しかし代表的な魔法災厄の例が「街にゾンビが溢れる(住人がゾンビになる)」「連続消失事件」「大災害が起こる」などなど、
物騒で死屍累々系が多いのです、
勿論大きな事件だからこそ、それを防ぐためにモチベーションを持てるのは理解できますし、
その様なシナリオでも、太田は楽しく参加させて頂きます。

が!
皆さんご存知の通り、太田のGMスタンスには合わないです。

そこで考えたのが「放置すると大変なことに成る”魔法災厄”、しかし発生しても、物理的な死人や怪我人が、すぐには出ない”魔法災厄”」

「とんでもないギャグ法律」が可決されたり、「街の中が、とある外国風」に染まってしまうなどです。

放置すれば、社会基盤や経済に深刻なダメージが発生しますが、
PCが活躍すれば、ほとんど不幸になる人の出ない魔法災厄です。

作ったシナリオはどちらも、PC達が捜査を進めていくうちに、
恋愛をするNPCや、
正義感の強いNPCたちと関わりながら、ハッピーエンドを目指す。
個人的には、良くできたシナリオなんですが、

あまりにも社会諷刺(?)ブラックジョークギャグや、
他意は無いのですが、たまたま時期的に被った自然災害がシナリオ中で発生する可能性があったりと、
詳細を報告すると、あちこちから怒られそうなんですよね。

初回のPLシロウさんは、超完璧なハッピーエンド。しかもシナリオ1回使える”真の姿”を温存する余裕っぷり。
システム初プレイながら、熟考しつつも果敢に決断してハッピーエンドに到って下さいました。
自PCやNPCに対しても、紳士にロールプレイして下さり、
1対1セッションとしては、最高に盛り上がりました。

2回目の【SkypeTRPG】セッションは、
PL:カツジさんは、システム初プレイでサンプルキャラの成長で参加。
PL:Tさんは、「三大悪法」の参加PCを成長して参加。

魔法使いたちは、現実世界の理の外の存在であるため、世界自体から嫌われ、干渉する事が難しい、
故にアンカー(現実世界のNPC)との繋がりを持ち、
それを大事にする。
大切なものを守るために戦い、しかし戦い続け関わり続ける事で、大事なアンカーが不幸になってしまうかもしれない、
そんなジレンマと自己矛盾を抱えた魔法使いたち。

継続キャラは、どんどんNPCとのドラマが生まれ、PCとしても重厚になっていきます。
そこからセッションの深みが増して楽しくなりました。
初プレイのカツジさんも、お得意のブラックジョーク的な冗談を交えつつ、ガンバて下さり。

各PCのアンカーへの運命変転が1回づつ発生したものの、
ハッピーエンドを迎えて下さいました。

『魔法書大戦マギカロギア』は、手番回数も戦闘バランスも、結構際どいバランスです。
失敗したり、敗北しても、
不利になったり不幸になってもキャラロストしないので、
PLは安心(?)して、頑張ってね。

運命変転が1~2回なら、上出来な方です。

太田のシナリオなら30%くらいでバットエンド。
公式シナリオなら40%~60%くらいでバットエンドになりそうです。

3回目(今回)は、
PL:Fさんは10年位のブランクがあり、太田のシナリオは初参加。
PL:MAXさんは、2回目のプレイ。

挑んだ戦闘で、ことごとく敗北。
回復に手番を使い、捜査が半分もできず。
時間制限イベントは放置のためアンカーに運命変転が発生。

ミスと不運が重なり悪循環。

思考放棄したPLが、未調査のNPC2名(一般人)に魔法戦を仕掛けて虐殺。

時間切れで街ごと強制封印のクライマックスバトル。
そこでも敗北して、
残念ながらゲームオーバーとなりました。

Fさんの言われる通り、サイコロフィクションのシステムは、
その構造から、一度失敗すると手数が限られ、ランダム性も高いため、挽回しずらいのは確かです。

しかしながら、PCの的確な行動やスキル、ゾーキングなどのアイディアしだいで有利になるシステムがあります。
比較的簡単でありながら、ある意味PL力を試されるのが、
サイコロフィクションです。

運が悪かったり、失敗しても、
いったん落ち着いて冷静になり、あらためてよく考えて頑張りましょう。
頼りになる(かもしれない)仲間もプレイヤーが、一緒にいるのですから。

ゲームには、失敗や敗北、ランダムダイス目事故はつきものです。
何も考えずに行動して失敗するのは、駄目ですが。
考えて題した結論ならチャレンジもありです。
失敗しても、そこからさらに挽回できれば、周りの仲間は、あなたをヒーローとして讃えてくれるでしょう。
共に困難を乗り越える、これ以上に仲間の連帯感を感じる事はそうそうないですしね。


その後、ボードゲーム「カタンの開拓者たち/航海者版」のシナリオ:オセアニアをプレイしました。
14日の「第1回【カタンの”開拓王”決定戦】」に向けて練習とルール確認もできますしね。

MAXさんが勝利。
最序盤で「砂金川8+砂金川9」と言う最高クラスのロマン島を開拓に成功したMAXさん。
確率よりは、出た回数が、やや少なかったものの他プレイヤーからは、
ゲーム終了宣言並みの危機!
そのため太田とFさんは、Win&Winのトレードなどで対抗し。
ダイス目が片寄った事などによる阿鼻叫喚。

ただダイス目「7」が、かなり少なく(確率の1/3くらいかな?)、騎士カードも少なかった事から、平和なカタンでもありました。

MAXさんが勝利。
12点・11点・11点とかなり僅差の珍しいカタンでした。


〖13日報告〗

先にボードゲーム「宝石の煌き」を1回プレイ。
MAXさんが勝利。

MAXさんは、自分の作戦と対戦相手の作戦を詠み、
早い段階でライバルに的確で致命的な妨害を行いつつ、
手番効率がとても上手い(早い)ので、
カードゲームやボードゲームは、とても強いですね。

過去のカタン大会の決勝戦でも、14日のカタン大会でも、
太田は、早い段階のクリティカル攻撃で、勝率10%以下に叩き落されたんで、
とても悔しい!

しかし、それと同時に強いライバルに対しての”敬意”もあります。
対戦相手に恵まれたゲームは、とても楽しいですしね。


GM:太田
『アリアンロッド2E』
「ただ、魔神を殴るだけ」
をプレイしました。

PL:Fさん.MAXさん.太田(GM兼任)


うん魔神は強かった!

太田とFさんは、
攻防共に効率の良いキャラを、
MAXさんはシステム不慣れながらも、
防御力・攻撃力・回復力を持った、対応力の高いキャラを作成。

ギルドサポート「限界突破Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ(1ラウンドの間、全PCの全ての判定+2Dと全ダメージ+4D)」と「再行動(全PCが行動済みになった後、全PCを未行動状態にする)」のコンボで、
第1ラウンドの全力攻撃で、雑魚の殆どを一掃する事に成功。

他のギルドサポートは「蘇生」「祝福」「GH:テンプル」と回復系のみなので、ベース戦闘力の強化は無いですが、
各PCは、自力が高いタイプなので、
第1ラウンドの全力攻勢の結果、防御系の切り札をパーティで5個温存時成功。
「蘇生」「祝福」も温存して、強大な魔神さんと応戦を続ける事、10数ターン。
ポーションの数がかなり減りつつも、

圧倒的な防御力を持ち、封鎖もできるFさんが戦線の維持。
支援込物理防御力100&物理攻撃力100で継戦出来るナイト。

太田はエクスプローラー。
回数制限やMP消費の多さがある分、瞬発力に特化し、

6D+16の命中と7D+23回避をシーン中続け、一時的には更にまだ上げれます。

防御力0扱いの、シーン攻撃や2連続攻撃範囲攻撃で、175点のダメージで、活躍。

しかし3ターンくらいで攻撃切り札が無くなると、ダメージ75点位のの範囲攻撃、防御力有効になるので、
キャリバーは、至近射撃も可能で射程10mと使い勝手が良く、
毎ターンMP4点で、ずーと戦えるのですが、
当たるし、避けるが、
ボス相手には「4D+7」点しかダメージ通らない。

Fさんの攻撃が、約「50点/ターン」通り。

MAXさんはパラディン。
ファミリアコンビネーションからの「ファミリアアタック」と「ヒール」
貫通ダメージで約「80点/ターン」通り。

攻撃切り札は「ボルテクスアタック」と「ダメージ+3D消耗品」×3個を残しています。
ボスがHPが減るとパワーアップする系の木札がある可能性があったため温存。

回復は、ヒールと各自が「GH:テンプル」で+13点強化したハイHPポーションやハイMPポーションを使用し、
時折りEXやグレートのポーションを飲む事で、
戦線維持が可能でした。

あと10ターン強は、MPが持つ!
膨大HPを持つボス、PC3人用に減っていてもそれでも膨大なHPと、
強大な物理攻撃能力を持ち、雑魚強化までしてくる!

雑魚と言ってもCL8~10レベルシナリオのボス並の強さなので、
ボスの強化スキルもあり、速攻で倒さなければ、危険でした。

10数ターンで、ボスに与えたダメージは、最大HPの約1/3。
毎ターン約「150点/ターン」通りで、切り札で200点位。

パーティの最大火力砲台になりやすい、メイジ系が居ないため、
かなり時間がかかる物の、
MPが切れる前に勝てそうなので、判定勝ちとなりました。

夕食会(感想会)で話しましたが、
CL11では強すぎる。
CL14で、ボスHPを3/7変更する。
CL17なら、ボスHPを2/3変更して、ボス攻撃力を+5~10点する。
位がバランスが良いのではないか?
と話しました。

キャンペーンで1話から順番にプレイし、パーティ連携やキャラ完成度が上がれば、もう少し難易度が下がるかもしれません。


不慣れな高レベルキャラ作成ですが、良い経験になりました。
エリュシオンでは、CL15レベル以上のシナリオは3~4回目位でしょうか?


参加者の皆さん、ありがとうございました。

Re: 8/12(日)+13(月)エリュシオン連日例会報告 - 太田

2018/08/15 (Wed) 23:37:26

編集と追記しました。

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